タクティクスオウガとの違い
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なぜ比較されるのか
本作の発売当初は、SFCの名作「タクティクスオウガ」と比較されていました。
タクティクスオウガはクォータービュー型シミュレーションRPGで、
ゲームシステムが非常に似ています。
そのためパクリだのといった論争がありました。
経緯や両者の魅力などを解説したいと思います。
比較
ファイナルファンタジータクティクスは、タクティクスオウガのシステムに
ファイナルファンタジーが融合されたような作品になっています。
ストーリーもタクティクスオウガだとデニムとヴァイス、
FFTだとラムザとディリータという幼馴染が異なる道を歩むところなど、
全く同じではないですが、近い雰囲気を感じます。
下記が基本情報の比較ですが、
見ての通り開発に携わったスタッフさんが同じなのです。
経緯
松野泰己氏らはクエストでタクティクスオウガを作りました。
その後、松野泰己氏と吉田明彦氏はスクウェアに移籍しています。
これは引き抜きではなく、本人の意志で退社したとのことです。
なおタクティクスオウガ発売の1ヶ月前に退社しているので、
この時点で引き抜きは考えにくい気がします。
音楽も、タクティクスオウガの制作スタッフが担当しています。
※音楽のスタッフさん2人は元々フリーの方とのこと
そのため、タクティクスオウガ・ファイナルファンタジーが組み合わさった
夢のような作品ができたということです。
オススメポイント
下記ポイントを参考に、どちらが好みか判断してプレイしてみるといいでしょう。
タクティクスオウガ
両作品ともに戦争をテーマにした重い内容ですが、
タクティクスオウガの方がより生々しくダークな描写が多い。
ストーリーに関しては章の終盤で重要な選択肢があり、
これによって物語が変化します。
エンディングも複数の結末があります。
そのため何度もプレイし直して楽しむことができる。
出撃可能人数が多い分バトルフィールドもFFTより大きい。
FFT
タクティクスオウガは、ほとんど人間のボスばかりですが、
FFTは魔物のような大きいボスなども登場し、ファンタジー要素はこちらの方が強い。
後発機種のゲームのため、攻撃のエフェクトなどが綺麗かつ派手になっています。
豊富なアビリティがあり、アビリティのセットというカスタマイズが楽しめる。
ストーリーは一本道ですが、
儲け話などのサブイベント要素などボリュームが豊富。
関連リンク
本サイトではSFC/SS/PS版のタクティクスオウガ攻略ページも作成しています。
気になった方はご覧いただけると嬉しいです。
タクティクスオウガリボーン
2022年にリメイクされ、PSP版を元に進化していますが難易度も上がっています。
Steam版が発売されたので攻略ページを作ってみました。
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