シリーズ攻略・解析

分身技(分身剣・ラウンドスライサー)

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本ページの内容はSFC版/リマスター版に対応しています。

分身剣

分身技とは

最強技と名高い「分身技」について解説したいと思います。

武器レベルに応じて攻撃回数または攻撃対象数が増加する技のことで
下記の技が分身技と呼ばれています。

武器 WP 威力 属性 対象 分身効果
分身剣 7 1 近 敵単 攻撃回数 = 1+剣Lv/10
デッドリースピン 10 56 斬打 近 敵単 攻撃回数 = 2+斧Lv/20
ヨーヨー 5 5 斬打 遠 敵単 攻撃回数 = 1+斧Lv/10
ラウンドスライサー 7 111 近 敵単 攻撃回数 = 1+槍Lv/10
連射 7 7 遠 敵単 攻撃回数 = 2+弓Lv/18
残像剣 4 18 敵複数 攻撃対象数 = 1+剣Lv/10
トライシューター 1 6 敵複数 攻撃対象数 = 3+槍Lv/100(実質3)

ヨーヨーなどは分身していないので、
武器レベル依存の複数回攻撃技と言った方がわかりやすい。

なお、斧技「オービットボーラ」は見た目は分身していますが分身技ではない。

残像剣・トライシューター

残像剣とトライシューターは、武器レベルが上がると複数体の敵に攻撃ができる。

残像剣はレベルが上っていけば敵全員に攻撃できるようになるが、
トライシューターは上記計算式の通り、最大武器レベルの50になっても
攻撃対象数は3体までとなる。

トライシューターは、武器レベルで攻撃対象を増やすつもりはなく、
残像剣の処理を流用しただけのようですね。

パラメータ参照バグ

分身技にはバグがあり、ダメージ計算で参照する能力値を決める処理がない。
さらに能力値を参照するアドレスの値はリセットされずに残っているので、
直前などに使用された行動のパラメータを参照する。
※直前の行動が敵であった場合、敵のパラメータが使われる。

例えば、分身剣を使うキャラの直前にツィーリンが弓による通常攻撃を使った場合は、
器用さの「24」が分身剣のダメージ計算にも使われます。

直前のキャラのパラメータが高いほど、分身剣も強くなります。
陣形補正や能力値上昇もそのまま適用されるので、
タイガーブレイクは腕力+8の効果もあるので、次に分身剣となればいい感じ。

リマスター版でも、この仕様で再現されています。

威力を高める裏技

よく例に上げられるのは、ビューネイ戦(グゥエイン共闘)です。

この時のグゥエインの体力は「99」で、火炎・冷気・電撃は体力を参照するため、
これらの後に分身剣が出れば最高のダメージを叩き出せる。

さらに、戦闘終了後も参照値がリセットされずに残るので、
次の戦闘でも先に行動できれば、そのまま強いダメージを出せるので
素早いキャラで分身技を使いましょう。

または、素早いキャラでクイックタイムを使って敵の行動を封じ、
次のターンでも他のキャラでクイックタイムを使っていけば、
しばらく分身技で一方的に攻撃できる。
※クイックタイムを使っても参照値の更新はされないため

リマスター版の新現象

Switch版で現象報告をもらいました!私はSteam版で確認しています。

セーブデータ間で引き継ぎ

参照データはソフトリセットをした場合でも残っているようで、他のセーブデータにも引き継げる。
※Steam版のソフトリセットは、メニュー画面の「環境設定」→「タイトルに戻る」

例えば1人でタイガーブレイクを使い続けて戦闘終了させ、ソフトリセットを行う。
別のセーブデータをロードし、戦闘で最初の行動が分身技だった場合、高いダメージが期待できる。

装備画面から参照値を得る

キャラの装備画面を開いた場合、該当キャラの腕力が下記計算で参照される。
つまりキャラクター元データの腕力が高いキャラの装備画面を開くと良いダメージになります。
さらに達人の指輪(腕力+5)を装備させておくと、なお良い。

参照値 = キャラの腕力 - 宿星・得意武器の補正分 - 2 + 装備の腕力補正
※-2は「得意武器:なし」の補正分をマイナスしている


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