プロンプト(呪文)

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プロンプトとは

コンピュータ系の用語では、「指示」といった意味があり、
AIアートの世界でもキーワードを入力することで、指示通りの画像を生成してもらう。

Stable Diffusionを始めとして、多くが「プロンプト」と「ネガティブプロンプト」の入力欄があります。

作成の基本となるので、まずは覚えておきたい内容です。

プロンプト

prompt。
こちらに生成したいものを基本英語で入力していきます。

一部サービスでは日本語も対応していますが、
全ての単語に対応しているか不明なので英語での入力がオススメ。

ネガティブプロンプト

Negative prompt。この項目がないツールもあります。
こちらには出てきてほしくないものを入力していきます。

よく入力するものは、低画質・指が少ないなどの異常な画像が出ないような呪文。

入力例

私が良くやる設定。
低画質、異常な姿、文字、白黒、グレイスケールなどの画像を防止しています。

他にはugly face(怒り顔)、tattoo(入れ墨)など必要に応じて入れたりして
希望の画像を作っていきましょう。

(worst quality, low quality:1.4),(EasyNegative, negative_hand-neg, bad anatomy, extra arms, fewer arms, extra legs, fewer legs, text,title,logo,watermark,signature),greyscale,monochrome

トークン

こちらは慣れてきた人が覚えると良い内容だと思います。

プログラミング言語では、プログラムコード上で意味を持つ最小単位の文字の並びのことを言う。

AIアートでは、プロンプト上の各キーワードのことを言います。
Stable Diffusionでは、プロンプト入力欄の右上に現在のトークン数が書いてあるのですが、
スペースで区切られている場合それぞれで1トークン、さらにカンマも1トークンと数えるようです。

■例:下記は5トークン
1 boy , from behind

グループ

75トークンまでを1グループとして扱い、グループ内の最初の方が影響力が高いとされています。
2グループ目の最初のトークンは、1グループ目の最後らへんのトークンより影響力が高いらしい。

アンダーバー

たまにfrom_behindのように半角スペースではなく、アンダーバーを使っている人がいますが、
現状のAI学習では、基本的には半角を用いたキーワードが用いられています。
そのためアンダーバーは基本使わなくていい。

ごく少数はハイフンで学習されているものがあるらしい(see-through, one-piece)
あまり呪文が効かないならハイフン区切りのキーワードを試してもいいかもしれない。