【Google AdSense】住民税と確定申告
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申告の必要性
アドセンス収益は、金額にかかわらず申告が必要です。
よく「給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超えた」
場合から申告が必要と考えてしまう人がいますが、これは「確定申告」の話です。
住民税の申告は必要です。
ただし、確定申告をしているなら、住民税の申告は不要になる。
というわけで結局、確定申告をしてしまえばいいということです。
雑所得
アドセンスやアフィリエイトなど利用して収入を得た場合、
会社員が副業として得た所得額は「雑所得」と呼ばれます。
アドセンス収入は、ログインして左メニューの「お支払い」を見ると良いでしょう。
確定申告が必要となる20万のラインは、「収入-必要経費」から考えます。
必要経費は、レンタルサーバーやドメインの利用料金などです。
■計算式
所得 = 1~12月の収入 - 必要経費
確定申告のやり方
https://www.keisan.nta.go.jp/から申告ができます。
スマホでマイナンバーカードの読み取る場合は、
スマホアプリ「マイナポータル」から確定申告しましょう。
事前準備
とても時間がかかるし用意するものが多いので事前に確認しましょう。
まず、自身のマイナンバーカードと署名用電子証明書・利用者証明用電子証明書の暗証番号、
扶養家族がいれば全員のマイナンバーカードの個人番号を用意。
会社員やアルバイトで別の収入がある場合は、源泉徴収票を会社から手に入れておきます。
こちらの「給与所得」も記載する必要があります。
予定納税
申告の際にこのような入力欄があるかと思います。
これは税金を先に前払いするという制度で、
前年の納税額が多いと通知が来るので確認しましょう。
税務署から送付される「所得税及び復興特別所得税の予定納税額の通知書」
またはe-Taxのメッセージボックス「申告に関するお知らせ」で確認できます。
通知がなければこの項目は未記入で結構です。
申告方法
アドセンスの収入は「雑所得」の「その他」で申告します(白色申告)
グーグルの社名や住所は変わることもあるので、
念の為記入の前に調べておくことをオススメします。
※2022年2月では下記の社名・住所でした
記載項目 | 記載例 |
---|---|
雑所得 | その他 次に入力ボックスに「広告収入」 |
業務に該当しますか? | はい |
現金主義 | 白色申告なら「いいえ」 |
源泉徴収額 | 0 |
所得の生ずる場所 (建物名は不要) |
東京都渋谷区渋谷3丁目21番3号 |
報酬などの支払者の氏名 | グーグル合同会社 |
まとめ
- 住民税の申告は金額にかかわらず必要(確定申告をすれば不要)
- 収入-必要経費が20万を超える場合は確定申告が必要
- 確定申告はhttps://www.keisan.nta.go.jp/から行う
※スマホを使う場合はアプリ「マイナポータル」から
収入-経費 | 必要な対応 |
---|---|
20万以上 | 確定申告が必要 |
20万未満 | 住民税の申告が必要 確定申告をしているなら不要 |
0円以下 | 何もしなくていい |