シンガポールの税務情報提出

最終更新日：2024年1月10日

税務情報提出とは

Google AdSenseにて「お支払い→お支払い情報」を選択すると
いつの間にか下記の文言が表示されていました。

お支払いが遅れることなく、税金の源泉徴収も適切に行われるようにするために、
できる限り早急にシンガポールの税務情報をご提出ください。

おそらくシンガポールからの広告収入を受け取っているため、
税務情報の提供を求められているようです。

シンガポールで私のサイト上の広告を見た方がいて、収益が発生したからということですかね。
私の収益はわずかな金額なのですが、それでも求められています。

私は日本に在住しているので、解説する方法は日本在住の方に向けたものとなります。
まずは事前準備が必要となります。

居住者証明書は、税務署でもらうのですが現住所によって管轄が異なるので調べましょう。
分からなかったら一番近そうな税務署などに電話するとかも良いでしょう。

税務署に教えてもらいながら請求書を書けば、
結構時間がかかるのですが1～2時間程度で作成してもらえます。

いちおう請求書はオンライン上でも配布されているので、
記載して2枚印刷したら税務署に持っていきましょう。
または郵送しても対応していただけるそうです。

今回はシンガポールだったので、下記の請求書になります。

税務署に行った際に聞かれたのですが、
去年度に確定申告をしていない場合は、他にも手続きが必要らしい。
確定申告をしていない人は、事前に税務署に聞いた方が良いと思います。

居住者証明書はアドセンスにPDFファイルとしてアップロードします。
税務署は書類でくれるだけなので、PDF化しないといけません。

私はスマホからGoogleドライブのアプリを起動させ、
カメラマークから書類を撮影することでPDF化しています。
これが簡単でオススメです。

国税庁のサイトを確認するのが一番でしょう。
もし相手国が租税条約等の締結国以外の場合は別の請求書になるそうです。

準備が済んだらアドセンス側での操作となります。

「お支払い→お支払い情報」に表示された「税務情報の追加」ボタンを押して
フォームに下記内容を入力します。ここは自身の状況に応じて選択してください。

ここで居住者証明書をアップロードします。

上記にて送信するとシンガポールの税務情報はすぐに承認されますが、
税法上の居住地の情報は、審査に最長7営業日ほどかかるそうです。

これにて対応は完了となります。