利用者証明用・署名用電子証明書
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電子証明書とは
電子的に本人を証明するもので、マイナンバーカードに記録されます。
マイナンバーカード交付の際に電子証明書を不要にすることもできますが、
何かの手続きで必要となる場合があるので、搭載しておくとよいでしょう。
「署名用電子証明書」と「利用者証明用電子証明書」の2種類があるため、
それらの説明と私が遭遇した困ったことについて紹介します。
電子証明書とはなんですか。 | よくある質問|マイナポータル
署名用電子証明書
インターネット上で電子文書を作成する際などに使用されます。
e-Taxで確定申告する際などに使われます。
利用するための暗証番号は、英数字6~16文字で作成します。
利用者証明用電子証明書
サイトや端末へのログインの際に使用します。
マイナポータルや、 e-Taxへのログインなどです。
利用するための暗証番号は、数字4桁で作成します。
住所変更での注意
署名用電子証明書には氏名、住所、生年月日、性別の情報が搭載されるため、
結婚・引っ越しなどで氏名や住所に変更があると証明書が失効します。
そのため役所などに行ってマイナンバーカードを含め住所変更等を行う必要があります。
私は引っ越した後にマイナンバーカードの住所変更を行ったのですが、
電子証明書が発行されておらず、確定申告後に住所が一致しなかったと
税務署から連絡があり申告のやり直しになりました。
私がよく分かっておらず電子証明書の発行をしなかったのか、
役所がやり忘れたのか不明ですが、役所に電子証明書の再発行をしに行きました。
再発行後、1日程度経過しないと反映されないそうで、
1日後に確定申告をやり直しました。
確定申告を行う方は上記について認識しておくと良いでしょう。
まとめ
- 電子証明書は、マイナンバーカードに記録された本人証明データ
- 署名用電子証明書は、電子文書作成時に使用する
- 利用者証明用電子証明書は、サイトなどのログイン時に使用する
- 住所などが変わるとデータが消えるので役所で再発行が必要