レビュー・評価
最終更新日:
このページはFC版のレビューです。ピクセルリマスター版はこちら
はじめに
私はFC版とピクセルリマスター(Steam版)のみプレイしました。
PSP版は序盤だけプレイして放置してしまっています。
FC版は数パターンのジョブ編成でプレイを試しました。
色々調査もして多少は詳しくなったと思うので、プレイレビューを書きたいと思いました。
個人的な感想なので、参考程度に読んでいただければ幸いです。
プレイ時間
ストーリーのボリュームはそこまで多くないが、
戦闘で敵が9体出現した時など戦闘のテンポや
ダンジョン攻略に苦戦するなどで時間を要する場合があります。
私は25時間程度でクリアしています。
良かった点
ファミコン初期のRPGですが、ストーリーなどしっかり作られている。
ドラクエと比較してグラフィック面に力を入れていたのではないかと思われる。
- 特徴のある6種の職業からパーティを組んでプレイできる
- 橋を渡る際のオープニングなど演出が工夫されている
- 戦闘時にもキャラグラフィックが表示され、攻撃・勝利時などで動く
- プレイデータのセーブはバッテリーバックアップ方式で記録される
気になる点
セーブデータの消えやすさは現在ではバーチャルコンソールなどがあるので問題にならない。
- セーブデータ枠が1つしかなく、さらに消えやすい
- セーブ方法は宿泊することのみ(メニューから任意にセーブしたい)
- 機能していない能力値や魔法がある
- 逃走不可能な敵がいるが、判別する方法がない
(「逃げられない」とか特有のメッセージがほしい) - 状態異常「毒」になりやすいが、寝ても治らないし、毒消しが結構高い
- 戦闘中に仲間を復活させる手段がない
- 魔法が回数制(各レベル最大9回)のため、白魔術士だけだとダンジョン攻略が辛い
状態異常にもなりやすいので、消費アイテムなどの準備は必須
総合評価
当時のゲームとして考えると演出やゲーム的な見た目など、
よくできていると思うので、90点くらい。
もちろん今の時代にファミコン版をプレイすると、かなり不自由に感じます。
能力値や魔法が機能していないバグなどがあり、難易度もちょっと高めですが、
これも込みでレトロな雰囲気を楽しめる方は手にとってみてはどうでしょうか。
戦闘バランスなどは変わってしまっていますが、
プレイのしやすさならピクセルリマスター版が絶対に良いので、
こちらでシリーズ初代作品を楽しめばいいかなと思います。
『ファイナルファンタジー』
© 1987, 2021 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
LOGO ILLUSTRATION: © 2007 YOSHITAKA AMANO
「記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。」